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ロボットシステムインテグレーションとは、産業用ロボットを活用してモノづくり現場を自動化することであり、この競技会は、そのシステムの設計や構築を担う人材「ロボットシステムインテグレータ」、通称「ロボットSIer(エスアイアー)」を育成することを目的といたします。  本競技会の開催に当たり、全国の高校を対象に参加チーム校9校と、サポーター企業として参加チーム校を支援するロボットSIer企業9社を、本日から2月の28日まで募集をいたします。  参加チーム校は「最大10名の生徒でチームを編成することができる日本国内の高校」であること。最大10名ね、10名ですね、であること。また、サポーター企業は「日本国内に事業所を持つロボットSIer企業」であることが参加資格です。  参加チームには、サポーター企業の指導や助言を受けながら、8か月かけてロボットシステムインテグレーションを学び、競技課題であるモノづくりの自動化に取り組んでいただきます。12月には、Aichi Sky Expoで、それぞれのチームが組み上げたロボットシステムを披露していただきます。  この取組を通じて、ロボットSIer企業の人材確保を促進し、本県のモノづくり産業の基盤構築と持続的なロボット産業の成長につなげてまいりたいと考えております。  ロボットSIerの人材育成に関心のある高校やロボットSIer企業の皆様の御応募をお待ちをしております。  ということで、資料は、今私が申し上げたことでございます。それぞれ、9チーム・9社を募集をし、成果の披露をね、今年の12月に行っていただくということでございます。  競技課題の実施として、1ページの(1)にありますように、(株式会社)デンソーウェーブ、(株式会社)FUJI(フジ)、三菱電機(株式会社)製のいずれかのロボットを用いて、講習や実習を通じて所定の競技課題であるモノづくりを自動化するロボットシステムを構築するというものでございます。  ということで、去年のですね、「ロボカップアジアパシフィック(2021 あいち)」でも行わせていただいたものでございます。その時は、モデルといいますかね、デモンストレーションといいますか、最初のですね、モデル的な戦いとして3校ですね、2021年度のトライアル大会として、チーム数を限定をして、同じ内容でですね、検証とPRを行いました。  トライアル大会では、愛知総合工科高校が株式会社FUJIのロボットを使って、半田工科高校が株式会社デンソーウェーブのロボットを使って、そして春日井工科高校が三菱電機株式会社のロボットを使ってと。サポーター企業はそれぞれ、愛知総合工科(高校)は刈谷市の(株式会社)豊電子工業、半田工科(高校)は稲沢市の株式会社バイナス、春日井工科高校は岩倉市のスターテクノ株式会社さん、それぞれですね、組み合わせてですね、頑張ってその大会に参加をしていただいたということでございまして。これを全国に広げて、9校・9社ですね、それぞれ募集をしてマッチングをしたいと。  ロボットは、先ほど申し上げた3社のものを使っていただくと。要は、提供していただくということですね。ということでやっていただければというふうに思っておりますので、今日から募集をしたいというふうに思っております。  是非ですね、多くの学校に応募していただいて、また、こうしたロボットSIerの人材育成をしていきたいというふうに思っております。  ちなみに、愛知県内で「ロボット工学科」を設置する高校はですね、7校あります。愛知総合工科(高校)は、それはないんだね。ロボット工学科ではありませんが、十分参加できるということで。2020年度に豊橋工科高校に設置をし、あとは、瀬戸、春日井、一宮起(おこし)、愛西、半田、豊川と、こういうふうに2021年度、今年度からね、「ロボット工学科」を開設しておりますので、またしっかりとこうした人材育成を進めていきたいというふうに思っております。 (2)スタートアップ支援拠点「PRE-STATION Ai」メンバーの募集について (https://www.pref.aichi.jp/soshiki/startup/premember.html)  続いてですね、二つ目です。スタートアップ支援拠点「PRE-STATION Ai(プレ ステーション エーアイ)」メンバーの募集についてです。  愛知県では、2024年10月のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」オープンまでの間も切れ目のないスタートアップ支援を行うため、オープンに先駆けて、2020年1月に、WeWorkグローバルゲート名古屋内に「PRE-STATION Ai」を開設し、スタートアップの総合支援に取り組んでおります。  実際にこれを「PRE-STATION Ai」と名付ける前に開設したのは、1年前でよかったかな。 【経済産業局長】 そうです。 【知事】 ちょうど1年前、2019年の頭に開設をいたしましたので、もうかれこれ3年ということですかね。ということでございます。  そして、PRE-STATION Aiでは、開設以来、統括マネージャーの設置やあいちパートナーベンチャーキャピタル制度による資金調達機能の充実など、支援体制を強化するとともに、STATION Aiでのスタートアップ1,000社の集積に向けて、入居者数も拡張してまいりました。  こうした中で、2022年4月からは、ソフトバンク株式会社が設立をした、STATION Aiの整備・運営を担うSTATION Ai株式会社が「PRE-STATION Ai」の運営に当たります。ソフトバンクが持つスタートアップ支援ノウハウや、グローバルなネットワークをしっかりと取り入れて、STATION Aiのロケットスタートにつなげてまいります。  また、今年度実施した、フランス・パリにある世界最大級のスタートアップ支援拠点「STATION F(ステーション エフ)」による、支援拠点の整備・運営に係る「アドバイザリープログラム」から得た知見を生かして、PRE-STATION Aiの支援機能を更に強化をしてまいります。  具体的には、これまでPRE-STATION Aiで行ってきた総合支援事業を見直し、メンバーの事業成長を目的とした基幹支援を行うとともに、メンバー間の交流を促進するためのグループ「ギルド」を設置をし、コミュニティ形成に主眼を置いた全メンバー参加型の支援プログラムを展開するPRE-STATION Ai独自の「ファウンダーズ・プログラム」の実施をしてまいります。  さらに、これまで入居を前提としてきたPRE-STATION Aiのメンバーについて、2022年度からリモートメンバー制を導入しまして、STATION Aiのコンセプトである、リアルとリモートを融合したニューリアリティ対応型拠点の実現を先行して実施をいたします。  ついては、PRE-STATION Aiのメンバーとして、リアルによる支援を基本とする「Standard(スタンダード)メンバー」と、リモートによる支援を基本とする「Remote(リモート)メンバー」の2種類のメンバーを本日から募集をいたします。募集メンバー数は、それぞれ70社程度であります。スタートアップや新たなビジネスアイデアでスタートアップを目指す方など、多くの方に応募をいただきたいと考えております。  PRE-STATION Aiの段階から、本県とSTATION Ai株式会社とが一体となってスタートアップ支援に取り組み、愛知独自のスタートアップ・エコシステムの形成を図り、世界に例を見ないイノベーション創出拠点を目指してまいります。  ということでございまして、資料は、お手元にありますように、今私が申し上げたことが最初の四角囲みで書かれております。  そして裏面ですね、2ページは、最初の(表の)上の四角は「Standardメンバー」と「Remoteメンバー」で、基本的なですね、支援内容は同じくということでございまして。  「ファウンダーズ・プログラム」の内容は、この四角囲みのところでございます。1年間のプログラム提供、専任のメンターや成功した起業家によるブラッシュアップ、それからプログラム参加メンバーによる「ギルド」を作るということでございまして。これは一つのミソでございますが、大体10社ぐらいの固まりを作って、そこでですね、切磋琢磨(せっさたくま)してもらうというやり方を講じていくということでございます。  要は、メンバーが直面する様々な課題について、お互いに切磋琢磨して助け合うために、異なる経歴を持ち、異なるプロジェクトに取り組む10社程度のメンバーから成るサブグループをそのスタートアップ(支援)拠点の中に作って、全く違う業種が議論・協議することによって、お互いを切磋琢磨していくというやり方をする。これを「ギルド」と申します。  これは正に、パリにあるSTATION Fがやっていることでありまして。そういったものを今年度、STATION Fとですね、何回もミーティングをやりながら、世界最先端のSTATION Fのノウハウを享受していただいたと、プレゼンをしていただいたということで、本当に親身に指導していただいているということで、担当者は感激・感動しながら取り組んでおりますというものの一つでありまして。そういったものを含めたこの「ファウンダーズ・プログラム」ですね、事業者を育成するプログラムということです。「ギルド」を作って、そうしたコミュニティを作っていくということで、緩やかなライバル意識の下で相互に磨き上げるということが、その下にね、点々のところに書いてありますが、そういったものをここでやっていくということでございます。  それでもって応募者を募集するということでありまして、3ページの3、応募者の資格要件、登録要件。メンバー登録料金は無料といたします。今はまだですね、スタートする手前ということであります。STATION Aiになりましたら、そこはやはりきちっとしたビジネスとして回していきたいと思いますが、まだ資金力がぜい弱であるスタートアップの経済的負担を軽減することが必要だということもありまして、まずは無料でやって、お試しということでやっていきたいということでございます。いずれ当然、これは有料化ということにしていきたいと思いますが、まずはそうしたことで進めていく。  そして6、募集メンバー(数)として、Standardメンバーを70社程度、Remoteメンバーも70社程度ということでやってまいります。  登録期間は、応募審査によりメンバーとして決定した日の翌月1日から1年間ということでございます。  応募方法は4ページにありますが、こうした形で応募していただきたいということで。今後のスケジュールとしては、4月メンバー登録の場合は、3月9日に募集の締切りをし、4月1日にメンバー登録をしたいということでございまして、そうした形でスタートをしていきたいと。  こういった形でとりあえず140社、70・70で140社の募集をし、STATION Aiは開業5年後に1,000社、1,000社を集積するということでやってまいります。  そして、これまで不定期にメンバーの随時募集をしてきましたが、今年度(から)は、この募集をもって継続的に応募を受け付けます。継続的に応募を受け付けるということで、していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。それが二つ目です。  そして、資料がありますが、「PRE-STATION Ai」、参考の1-1がそれをまとめたものということでございます。  PRE-STATION Aiとしては、「あいちスタートアップワンストップセンター」、いろんな相談ができるということ。それから「インキュベーションプログラム」、それから「ピッチイベント」といったものをやっております。現在、メンバーはこの下の真ん中の丸の中にあるように、48社61名が登録をして活動をしていただいております。  それから、参考資料の1-2が2020年度、昨年度の実績です。「インキュベーション(プログラム)」、「ビジネスプランコンテスト」、それからこうした具体的なスタートアップがですね、生まれてきているということでございます。  それから、参考の2が、これはもう既にお示ししておりますが、参考までにフランス・パリの「STATION F」の概要でございまして、1,000社・4,000人が入居している、世界で最も成功したと言われているスタートアップのインキュベーションでありまして。このSTATION Fとアライアンスを組むということで合意をしておりまして、コロナが終われば早く来てくれと。サイニングセレモニーというか、調印式をやるぞと言われておりまして。本当は1月に行くつもりで段取りしたんですけれども、コロナが年明けもありましたので、流しました。残念ですけど、延期をしておりますが、コロナの第6波が収まれば、直ちに行ってですね、連合軍を組んでいきたいと。彼らもむしろ、パリとアジア、拠点は愛知・ジャパンと一緒にやりたいと言っていただいております。しっかりとやります。  それから、参考の3がSTATION Fのアドバイザリープログラムで、こういった形で指導をいただいたということでございまして。また、そのノウハウをしっかり吸収してね、やっていければと思っております。これは、私ども愛知県とSTATION Aiのスタッフ、ですからソフトバンクのスタッフと一緒に話を聞きながら進めているということでございます。 (3)「あいちトップアスリートアカデミー」2022年度アカデミー生の募集について (https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyougi-shisetsu/select2022.html)  続きまして、三つ目でございます。「あいちトップアスリートアカデミー」2022年度アカデミー生の募集についてであります。  愛知県では、オリンピック・パラリンピック、アジア(競技)大会・アジアパラ(競技)大会などの国際大会で活躍できる地元出身の選手を発掘・育成するため、2019年度から「あいちトップアスリートアカデミー」を実施をしています。  2022年度のアカデミー生を募集しますので、お知らせをいたします。  トップアスリートを目指す、小学新4・5年生を対象とした「キッズ」及び新6年生から中学新2年生までを対象とした「ジュニア」は、各学年20名程度を募集をいたします。  より適性が高い競技に転向することでトップアスリートを目指す、中学新1年生から大学生年代までを対象とした「ユース」は、30名程度を募集いたします。  小学新4年生以上の障害のある方を対象とした「パラアスリート部門」は、陸上競技やボッチャなど5競技で各2名程度を募集します。  募集期間は、「キッズ・ジュニア」と「パラアスリート部門」は明日から3月25日まで、「ユース」は明日から4月30日までといたします。  活動内容としては、「キッズ・ジュニア」は様々な競技体験を中心に、また、「ユース」と「パラアスリート部門」は種目ごとの専門的なトレーニングを中心に実施します。また、全てのコースで、座学として、スポーツ栄養学などを学んでもらいます。  選考会は、4月24日の岡崎中央総合公園体育館を始め5か所で開催をし、運動能力を測定する体力測定等を行い、スポーツ能力に優れた未来のトップアスリート候補をアカデミー生として選考します。  応募方法は、県競技・施設課のWebページの「アカデミー生募集」を御覧ください。また、学校やスポーツ施設、リハビリ施設などにちらしを配布して、ポスターも掲示いたします。  愛知から世界へ羽ばたくアスリートの活躍が、県民の皆様に元気を与えます。未来のトップアスリートを目指す多くの方に参加をいただくことを期待をいたします。  ということで、今私が申し上げた内容が資料でございますので、御覧をいただければと思います。これがちらしで、これも配布をしてまいります。  ちなみに、1期生、2019年度からやっておりますが、2019年度は実績として、例えばライフル射撃ではですね、中央競技団体の育成プログラムに11名が選ばれたということと、そのうちの2名が、全日本小中学生選手権大会に出場し、ビームピストルで5位、エアライフルで7位に入賞していると。アーチェリーでは、県高校新人大会2位に入賞して、全国高校選抜大会にも出場していると。  2020年度・2期生は、ビーチバレーで県ジュニア選手権大会で優勝して、全日本ジュニア(選手権大会)に出ていると。国体の東海予選会でも優勝しておりまして、三重国体の愛知県代表にも決定をしているということでございます。  また、指導者としては、各競技団体の指導者や大学教授にお願いをしていると。ハンドボールの日本リーグに参戦するチームの監督・現役選手とか、ホッケーの元日本代表監督などにも指導をいただいていると。  また、県と連携している大学、スポーツ関係では、日体大(日本体育大学)、中京大学、至学館(大学)、東海学園(大学)の4大学と協定を結んで連携をしておりますが、そちらから講師をお招きをして、スポーツ栄養学やメンタルトレーニングなど、アスリートに必要な知識を身に付ける指導もこうした子供たちに行っているということでございます。  ちなみに、2021年度は(全コースで合計)594名の応募があって、94名が合格と。2020年度は、これはコロナなので、「ユース」だけにしましてね、「ユース」だけだと、17名(の応募)で13名が合格と。2019年度は、2,088名の応募があって、127名が合格ということで、コロナが出なければ、相当多くの方に応募いただいているということでありますので、また今年度もしっかりと進めていければというふうに思っております。 (4)新型コロナウイルス感染症について  (https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/)  それではですね、続きまして、コロナの関係の午前中の状況を御説明をいたします。  本日の感染状況は、午後また申し上げますが、まず、昨日の夜(時点)、今日の午前中、現時点までの状況ですが、年代別(内訳)では、70代以上が8.3パーセントということでございまして、これは第5波よりも大分高い。やはり高齢者施設にクラスターが出ているということが影響していると思います。  感染経路(不明)は、もう追っておりません。  それから、続いて、重症・中等症の方の割合は1.4パーセントで、非常に低い。  それから、続いて、検査件数ですが、2月の5・6(日曜日)の土日は少なくなっておりますが、平日は大分多くなっているということでございます。ただ、3・4、2月の3・4(日曜日)の木金がちょっと少なめになってきておりますが、やはり保健所業務が大分大変になってですね、なかなか検査といいますかね、健康観察がわっと増えているので、検査が少し遅れ遅れになっているというのはあるということでございます。なかなか厳しい状況でございます。  それから、入院状況でございますが、昨日の夜(時点)、今日の午前中、現時点での入院状況でございまして、お手元の資料は今日の分だけですので、補足をいたします。  今回、昨日まで3連休だったので、木金土日の4日分、木曜日の発表は水曜日(夜時点)の数字ですのでね、ですから、木金土日の4日間での数字の変動を申し上げたいと思います。  まずは、全体の入院者、コロナ確保病床以外の方も含めて全体ですが、入院者は、1,570(人)から42人増えて1,612というふうになりました。そしてその下、コロナ確保病床ですが、前回は1,034(人)から146増えて1,180。1,180で、146人増えております。でありますので、確保病床の使用率は70.8パーセント、7割を超えております。一方で、重症の方は、36人が2人増えて38人でありますので、病床使用率は22.1パーセントであります。  そして、コロナ以外の病床、いわゆる一般病院で入院されている方、若しくはその患者さんがコロナの陽性になってそのまま入院しているという方が、536人から104人減って、432、432。右の括弧のところですね。ということでございます。病院が18(か所)から29に増えておりますが、やはり解除になる方が大分多いので(入院者は)減っていると。ですから、今が29病院・クリニックで、432人の入院ということでございます。  そして、続いてですね、名古屋市内だけを言いますと、全体で719人の入院が74人減って645人で、コロナ確保病床は367人が45人増えて412人、45人増えて412人でございます。ですから、一般病院での入院者が8病院・352人だったのが、12病院に増えましたが、119人減って233人、233人ということでございます。名古屋市内の一般病院(の入院者)が多かったということですかね、  それから、愛知病院の入院者は、24人から4人増えて28人、28人です。  そして、ホテル入所はですね、532人から5人増えて537人、537人です。八つの施設・ホテルが稼働をしております。  それから、自宅療養が木金土日4日間で6,508人減って3万3,446人というこの数字でございます。6,508人減りました。要は、ぐっと(増えて)きているので、解除の方も増えていると。今、7日間で解除ですのでね、ということでございます。要は、自宅(療養)の方はほぼほぼ軽症というか、軽症・無症状でございますので、7日間おればそのまま解除と、ほぼほぼ自動的に解除ということですね。  この間、木金土日で45人亡くなっておりまして、死亡者が1,326人ですが、コロナが原因で亡くなった方はおられません。おられません。全て、他の疾患若しくは他の要因ということでございます。ちなみに、45人のうち、70代以上が40人で、80歳以上がほとんどということで。90代、100歳代という方も結構おられるということでございます。高齢者で介護が必要な方が(コロナに)なって、ですから、コロナが原因でというか、コロナで肺炎になって亡くなったという方は、これはおられないということでございますが、そういう状況でございます。入院状況でございます。  それから、下のクラスターでございます。新たなクラスターがですね、10、確認をされておりますので、一つずつ申し上げます。  一つはですね、医療機関、14Pです。40人。これは名古屋市内の医療機関40人。それから、高齢者施設。三つ目の欄ですが、14Q、12人、岡崎市の高齢者施設。14R、15人、岡崎市の福祉施設。それから14S、14人、これは知多市の高齢者施設。14T、37人、名古屋市の高齢者施設。14V、13人、北名古屋市の高齢者施設。14X、18人、瀬戸市の高齢者施設。14Y、豊明市の高齢者施設23人。それからその下、保育施設・学校。ですから、14U、岡崎市の保育施設25人。14W、豊田市の保育施設10人ということでございます。  あとはですね、たくさん解除になっておりますが、これはまた御覧をいただければというふうに思っております。  これが感染状況でございました。  ちなみに、この木金土日の4日間でですね、(新規陽性者数の)過去最多というのが、金曜日の6,639人が過去最多でございました。そして、それぞれの所管分では、12日土曜日に県所管分3,488人というのが過去最多、豊田市で386人というのが過去最多。他の市は過去最多というのはありません。ということでございます。 (5)新型コロナウイルス感染症患者受入医療機関に係る病床フェーズの引き上げに伴う病床の緊急確保について  それではですね、続きまして、最後にもう1点申し上げます。  先週金曜日に、新型コロナウイルス感染症患者受入医療機関における病床確保について、これは(病床)フェーズの引き上げをですね、もうやむを得ないということで、週(末)の状況を見て、そして医療関係者の皆様の御意見もお聞きしながら、週明けにも通知を発出して取り組むということを申し上げましたが、その点について申し上げたいと思います。資料を御覧いただいて、お聞きいただきたいと思います。  病床フェーズについて、1月28日金曜日に1から2へ引き上げ、稼働病床を1,666床といたしました。  その後も、入院患者数が増加したため、2月の7日には、オミクロン株の特性とワクチン接種の効果により重症化リスクが軽減していることを踏まえて、入院基準を「原則、中等症以上」とするとともに、医師が延期可能と判断した入院・手術の一時延期を要請をし、患者対応に必要な人員の確保等を要請をしたところでございます。特に、この延期可能と判断したものの一時延期の要請、これは8月25(日曜日)に通知をしたものと同じ内容ということでございます。そしてあわせて、「原則、中等症以上」が入院ということで基準とさせていただきました。  しかしながら、新規陽性者数は増加を続け、単日で6,000人を超えるとともに、確保病床における入院患者数も増加をし、病床フェーズの緊急フェーズ1への移行基準である単日の入院患者833人を上回っており、本日、2月14日月曜日では1,180人となっております。  このため、本日2月14日月曜日から病床フェーズを緊急フェーズ1へ引き上げて、患者受入医療機関に対し、感染症法第16条の2第1項に基づいて、病床の緊急確保を要請をいたします。これにより、1,666床から、新たに222床が増加をし、稼働病床数は1,888床となります。今後も、県民の皆様に対して必要な医療の提供に努めてまいります。  ということでございまして、お手元の2枚目がこの通知で、今私が申し上げたこと、そして、アンダーラインが引いてありますが、2月14日月曜日、本日から病床フェーズをフェーズの2から緊急フェーズ1へ引き上げてまいります。  なおですね、この一番下にありますように、重症者用病床につきましてはですね、このフェーズが上がりますと、緊急フェーズ1になりますと、(稼働病床数が)1,888(床)でありますが、今はですね、重症(者用)病床が172床でありますが、これが(緊急フェーズ1では)183床ということですが、これは医療関係の皆様から言われておりますが、今現段階でですね、まだ重症の病床使用率が22パーセント、22パーセント。172分の38ということでありますので。重症(者用)病床(数)を引き上げようとするとですね、やはりマンパワーもここに張りつけておかないといけませんので、これはちょっと医療機関にとって相当負担になりますので、現段階では、重症者用病床(使用率)は20パーセントちょっとだということもありますので、「なお、重症者用病床については、それぞれの病院の使用状況に応じて、即応化時期を御判断いただいて差し支えありません。」ということで、(稼働病床数の)1,666(床)は1,888という形にいたしますが、重症(者用)病床は基本的には今のままでも差し支えないということにさせていただきたいというふうに思っております。これは、それぞれの医療機関の御判断にお願いする。そういった御意見を頂きましたので、そういうふうにしていきたいと思います。  そして、次の資料はですね、これは感染症法のですね、16条の2で、法律に基づいて、その必要な協力を求めるという要請をさせていただく。この通知をもって、法律に基づく要請とするということでございます。  そして最後、A3のカラー刷りの紙が、このフェーズの移る考え方ということで。(単日入院患者)833人、(稼働病床数)1,666(床)の50パーセントを超えましたのでですね、1,888という形にさせていただきます。このレベル3A・緊急フェーズ1を本日からお願いをいたします。  もちろん、今日通知をさせていただきますので、このように体制・シフトを組み換えていただきますので、今週いっぱいぐらいといいますかね、全病院が対応していただくというのは1週間ぐらいかかるのではないかとは思いますが、まずしっかりと準備を始めていただいて、取り組んでいただくようにお願いをしたいというふうに思っております。 (6)知事の新型コロナワクチン接種(3回目)について  それと最後に、私も、皆様に取材いただきましたが、3日前、2月の11日金曜日の午前10時に(名古屋)空港(ターミナル)ビルにおきまして、3回目の(新型コロナ)ワクチン接種をさせていただきました。3回目はモデルナを打たせていただきました。したがって、ファイザー・ファイザー・モデルナという形にいたしました。  結果、状況はどうかといいますと、ちょっと左腕といいますかね、やっぱりさすがにだるかったんですが、熱もなくですね、普通に生活をさせていただきましたが。熱もなく、特にですね、痛みといいますかね、体中に痛みということはありませんでした。左腕がちょっと1日だるかったかなということでありますが、ちゃんと肩も上がりましたし、回りましたしね。ということでありましたが、ちょっと打ったところがやっぱり少ししこって、まだ、押すとやっぱりまだしこっておりますけどね、これは普通のインフルエンザのワクチン注射でも、2日ぐらいは打ったところが痛いなとかなりますので、それとほぼ同じではないかというふうに思っております。  是非ですね、県民の皆様にも3回目のワクチン接種をお願いをしたいと思います。  ワクチン接種の状況はですね、今日午後、数値をまとめて申し上げますが、もう大分接種券も、一般の方に(接種間隔)6か月で行き渡り出しておりますので、是非、接種券が来られたらですね、どんどん打っていただきたい、お願いをしたいというふうに思っております。 2 質疑応答 (1)新型コロナウイルス感染症患者受入医療機関に係る病床フェーズの引き上げに伴う病床の緊急確保について 【記者】 今ほど発表がありましたが、病床フェーズが引き上げられて、レッド(緊急フェーズ1)に入ったということですが、改めて入院患者が増えていることについて、知事の受け止めをよろしくお願いします。 【知事】 入院患者さんがですね、毎日毎日、この3連休の間も日々日々、数値は注視、ウォッチをしておりましたが、この12(日曜日)から13、一昨日から昨日の夜になる間に、やはりですね、ここで90人ぐらい増えておりますので、なかなか時間的な猶予はないなという思いであります。ということで、過去最多をずっと更新をしておりまして、1,180人というのは大変厳しい状況だというふうに考えております。  その中でもですね、やはり軽症の方が3分の2ぐらいおられるということでありますので、やはり中等症・重症の方に(病床を)更にシフトをしていただけるようにですね、お願いをしていきたいというふうに思っておりますが、一方で、それでも、もう病床使用率が7割ということでありますので、入院患者さんを受けられないということがあってはいけませんので、やはりここで病棟転換をしていただいて、病床をですね、増やしていただくようにお願いをしたいということでございます。  本当に厳しい状況でございます。季節も、この冬のですね、やはり感染症がはやりやすい季節でもありますし、またワクチン接種もですね、まだまだ十分に行き渡っていない状況でありますので、是非ともですね、この感染を防いでいくためにも、感染拡大防止対策の徹底とですね、あわせて、やはり大変な御苦労をお掛けをしておりますが、医療機関の皆様には、県民の命を守るためにですね、今一度御努力をいただいて、この病棟転換・病床の確保を何とぞお願いを申し上げたいというふうに思っております。  なかなか厳しい状況でございます。全国的にもですね、先々週から先週にかけて、2週間前とこの1週間前の数値で大体、ほぼほぼ増え方が鈍化といいますかね、しております。ほぼ横ばいか、若干増えたぐらいということでありますので、東京なども含めてね。これは、そろそろピークに来たのではないか、ピークアウトではないかというようなことを言われておりますが、ピークであろうが、もうこれ以上増えてもらっては困りますが、たとえピークといいますか、ほぼほぼ頭打ちになったといったとしてもですね、この5,000人台・6,000人台というのがですね、ずっと続きますと、当然その中で全員が軽症で無症状というわけにはいきませんので、当然、高齢の方、基礎疾患・リスクを抱えている方は、やはり重篤化してまいりますのでね。そうなると、やはり医療機関に入院し、そして医療に相当な負荷がかかるということになります。そうすると、本来受けなければならない救急だとか、また一般医療が相当、そこの部分の枠が削られるわけでありますから、そういう意味では、やはり医療のリスクが高まるということにつながりますので、是非ですね、この段階で止めていきたい。そして、今のこの5,000・6,000(人台)というレベルをですね、ぐっと下げていきたい。  そのためにも、感染を止める感染拡大防止対策の徹底と、ワクチン接種。ワクチン接種をとにかく大加速をしていただきたいということをですね、関係者にはお願いをしたい。そして、県民の皆様にも是非ですね、早めに打っていただきたい。早めに打っていただきたいということで、お願いをしたいということでございます。 (2)新型コロナウイルス感染症について 【質問】 今日からまん延防止等重点措置の延長期間に入りますが、その受け止めをお願いします。また、今のお話の中にも少しありましたが、終息に向けては何が必要なのか、教えてください。 【知事】 1月21日から24日間のまん延防止等重点措置が昨日(2月)13日までということでありまして、明けて今日14日から3月6日まで3週間、まん延防止等重点措置が延長ということになりました。  大変厳しい状況であります。この3週間余りでですね、感染防止対策の徹底をお願いしておりましたが、これがなければもっと(新規陽性者数が)上がっていたというふうに思いますが、その効果はあったと思いますけれども、それでもですね、今、5,000人台・6,000人台という形でのですね、感染拡大が止まりません。止まりませんので、引き続きですね、3週間、まん延防止等重点措置で感染防止対策の徹底をですね、今一度お願いをし、あわせまして、この間にワクチン接種をどんどん進めていただくようお願いをしたいというふうに思っております。  先ほど申し上げました今の状況が続きますと、この毎日の感染者が5,000人・6,000人(台)というのが続きますと、これはもう今の医療体制が持ちません。コロナ対策で患者さんが入院できないという状況も想定されますし、今日、コロナ病床を増やすですね、緊急フェーズ1とする通知を発出させていただきますが、その分、一般医療・救急の枠が取られることになりますので、そうなりますと、やはり県民の皆様の命と健康を守り切れなくなる事態もですね、懸念をされるわけであります。  ということで、感染防止対策の徹底とですね、ワクチン接種の加速をですね、お願いをして、この延長となるまん延防止等重点措置の3週間の期間でですね、もう徹底的に抑え込んでいきたい。そして、もう劇的にこの感染者をですね、減らして、通常の医療、そして通常のですね、日常、経済活動を一日も早く取り戻していきたい、そのように思っております。 (3)新型コロナウイルス感染症患者受入医療機関に係る病床フェーズの引き上げに伴う病床の緊急確保について 【質問】 今回、緊急フェーズ1となり病床が増えることになりますが、これで一般診療がどの程度制限されるのか、例えば数字など、分かりやすいものはありますか。 【知事】 これ(資料)にありましたように、先週のですね、2月の7日月曜日に発出した通知で、こういった症例は医師の判断で入院・手術の一時延期も可能ですよということを出させていただきました。ということでですね、その分、人員をコロナ対応にシフトをしていただきたいということをお願いをさせていただいております。  ということでありますので、それぞれの病院でですね、対応は個別・具体的に判断をされるということになりますので、数字的にどのくらいということは、ちょっと私どもからはですね、申し上げられませんが、申し上げられませんが、やはりその分を今は緊急的にですね、コロナ対応に回してほしいということでありますので、一切影響がないということにはならないとは思います。ただ、数字的にこのくらいということは、ちょっと申し上げる材料というのは持ち合わせていないということであります。  ただ、救急医療とか緊急に必要なもの、こうしたものはやれる体制でいていただきたいということは併せて通知しておりますし、今の状況であれば、愛知県の場合は、まだ救急医療が受け切れない、そういう状態にはなっておりません。なっておりませんので、そういう意味では、そちらの方はしっかりとですね、対応できると考えておりますが、そうでない一般医療等々については、やはり当然、その部分の人員なりマンパワーはですね、コロナ対応にシフトしていただきたいということでありますので、当然何らかの影響はあるということでありますし、その分御不便をおかけすることになろうかと思いますが、今のこの緊急事態であるということで、これは御理解とですね、御協力をお願いできればというふうに思っております。 【質問】 病床の確保についてお尋ねします。今日の時点の数字で1,180床を使用していて、指標の数字だけ見ると緊急フェーズ2の方に移行するような水準になっているかと思います。今後、更に病床確保を必要とするときの判断基準等、お考えがあれば教えてください。 【知事】 これを更にですね、緊急フェーズを上げていくかどうかは、やはりこの日々の新規陽性者と入院患者さんをですね、見て判断をしていきたいというふうに考えております。  ということでありますので、今日、この通知を発出して、緊急フェーズ1というふうにさせていただきますので、これをですね、次のレベルに上げていくかどうかは、また引き続き適切にですね、日々の入院状況、それから重症者の入院状況、それとまた新規陽性者の状況を見ながらですね、適切に判断をしていきたいというふうに思っております。 (4)新型コロナウイルス感染症について 【質問】 コロナに関連して、飲み薬の2例目の特例承認がありましたが、そのことについての受け止めを一言いただいてもよいでしょうか。 【知事】 経口薬・飲み薬ですね、それと点滴のですね、薬・中和抗体薬ですね、それぞれにやはり最新のですね、薬が海外でですね、出て、承認をされております。これも当然、薬でありますから、人体に入れるものでありますので、適切なですね、臨床試験・治験が行われてですね、その科学的なデータを基にしてですね、薬事承認がなされるべきものというふうに考えております。  今回、新たな経口薬がまた薬事承認されたということでありますので、これは大変望ましいことだというふうに考えております。  あとはですね、やはり薬事承認をしたわけですから、あとは、その必要な量をですね、必要な量を医療現場・薬局等にですね、これは供給をしていただきたいというふうに考えております。これは国が一元的にですね、調達をして供給する、支給するということでありますので。それは薬事承認して、使えるようにしたからといって、ほんのちょっとしか来ないということだと使えませんのでね。使えませんので、できるだけこの薬、経口薬と点滴薬ですね、については、もうとにかく医療現場や薬局にふんだんにあるというふうにしないとですね、いわゆる日常的に対応できる病気ということにはなかなかならないということですよね。  感染症法の法律上の位置づけを2類から5類相当にすべきだという議論はありますが、これがどんどんどんどん軽症化していって、通常の季節性インフルエンザと同じような形になるということであれば、5類にしていくということは、これはもう当然そうした方向になることが適切だと思いますが、その前提としてはですね、やはりワクチンが行き渡っていく。ワクチンと薬がね、行き渡っていく。もう飲もうと思えばどこへ行ったってその薬が手に入って、ふんだんにですね、あるということにならないと(いけない)ですね。それと検査がいつでもどこでもできる。だから、ワクチンがあって、ワクチンがどんどん打てて、そして検査をどこでも受けられて、そして病院にかかったら常に薬か点滴というか、すぐに薬ですね、経口薬も点滴も受けられるということになって初めて、季節性インフルエンザと同じで5類でいいよということになるのだろうと思います。  なので、薬事承認をした以上はですね、やはり供給責任は国にありますから、そこをしっかりと、その責任を果たしてもらいたい。ポイントはそこだというふうに思っております。  ただ、報道等々で聞いている限りではですね、最初の薬もそうですが、この今回の薬事承認したものもですね、なかなか数には限りがあるというふうに聞いておりますので、確かに世界中で争奪戦が起きているのだろうとは思いますが、とにかく必要な量をですね、しっかり確保するように、それは国にはしっかりと申し伝えていきたい、注文していきたいというふうに思っております。  それからですね、最近の、これも報道ベースで聞いている話でありますが、水際対策を来月3月から緩和をするように調整するということで、ビジネス・留学から1日5,000人程度という形だというふうにありますけれども。空港での検疫の体制にそこは限界があるということで、こういう水際対策で厳格にがちっと管理しているのでしょうけれども、やはりビジネスの関係、留学生の関係の方がですね、入れないということについてはですね、やはり日本国内のですね、企業さんなり大学・学校なり、そうした社会経済活動に相当影響があると、相当マイナスになるということでありますし、ここのところ、特に今月に入ってから相当言われていることであります。それはその前からも言われておりましたね。アメリカやヨーロッパ、先進諸国では、そういった国境措置はですね、もう相当制限を緩和してきている流れの中で、日本だけ鎖国状態だということも言われておりました。それはずっと言われ続けて、ようやく今の1日3,500人程度から5,000人程度に引き上げるということでありますが、それで本当に足りるのかということも、これもすぐ指摘されると思いますね。きっとね。  やらないよりやった方がいいと思いますけどもね。やはりこれだけオミクロン株は軽症者が多いということでもありますし、検査体制、検疫がしっかりできていればですね、外国の方だからといってそれを日本国内に入れないというのは、何の科学的な合理性もありませんのでね。ただ単に検疫の体制が足らないということだけじゃないかと。  もうこれで2年ですよ、2年ですよ、このコロナの対応は。じゃあ、この間、何の手を打ってきたのだということになりますよね。などなどですね、この入国制限の緩和、それから先ほどの薬の薬事承認にしてもですね、ちょっと遅いんじゃないかと。大体、確保した量がこの程度かいと、これぽっちかいと、全然足らないんじゃないかというふうに言われますし。ワクチンにしたってですね、河野前大臣が何か(接種間隔が)8か月なんておかしい(と言っていたが)、私もずっと最初から言っていますよね、それはね。これは、要は去年の11月の時点で、厚労省が確保したワクチンの量から逆算して、8か月なら何とか綱渡りで行くなということでやっているはずなんですね。だから直ちに学者さんから、諸外国で6か月と言っているのに何を言っているんだって、11月の末に言われて。  私は12月の20日から、もうとにかく愛知県は6か月でやると言い切って、年明け早々にですね、一般の方も6か月だと(発表した)。いまだにまだ国は7か月って言っていますけどね。我々はもうさっさと1月の頭に通知を出して6か月だと(発表し)、早く接種券を出せと言ってですね、市町村の皆様には大変御苦労をおかけしましたけれども、ようやくこの2月の頭ぐらいになって、大体6か月で出す体制も整ってきたということであります。そのときに、1月とかに(通知を)出すときはですね、もうちょっと待ってくれと国から言われたんですけど、それは待てないと言って通告して出させていただきましたけどね、通知は。  なので、すべからくですね、やはり国の対策・対応は後手後手に回っていると言わざるを得ないと思いますね。それはワクチンしかり、薬しかり、それから水際対策の検疫体制しかり、それから検査キットしかり。時間はあったはずですよね。もう2年ですよ。第5波が収まって、大体9月の半ば過ぎには、これは収まってきたなというのが分かりましたよね。10月、11月、12月と3か月ありましたよね。愛知県でも(新規陽性者数は)11月、12月は1日(当たり)四、五人でしたよ。その間に、検査もワクチンも薬もいろいろやれることがあったんじゃないでしょうか。  この水際対策にしてもですね、検疫の人手が足らないから3,500人に絞りですよ、増やしますよと言って5,000ですよ、これ。全然足らないんじゃないですか、これ。それは、水際で検査をやってですね、向こうを出国する時に検査をやって陰性、こちらの空港でまた陰性ということであれば、それはもう通常に、若干の自宅待機期間はあってもいいと思いますけども、オミクロン(株)は1週間あれば、もう全然、たとえ濃厚接触者でも問題ないということであったら、もうそれだったら、どんどん入っていただければいいんじゃないでしょうか。  ですから、そこはコロナ対応が(どう)ということではなくて、この水際の検疫体制が足らない、ただそれだけのことではないでしょうかね。だから、それも含めて、やはり全てのことが後手後手に回っているということは、言わざるを得ないと思いますね。そこはやはりしっかりと検証して、直ちにそれは是正してもらいたいということを申し上げたいというふうに思っております。 (5)愛知県知事3期目の任期満了まで残り1年にあたって 【質問】 今日で大村知事の3期目の任期満了まで残り1年となりました。残りの1年間、この前の予算の発表の際もお話しいただきましたが、どういったことに重点的にどう取り組んでいくのか、改めてお考えをお聞かせください。 【知事】 行政も政治もですね、やはり切れ目なく連綿と続いていくというものだと考えております。そういう中で、私もこれでですね、あと1年ということになりました。ですから、これでまるっと11年間やらせていただきまして、振り返るとあっという間に過ぎてきたなという感はありますけれども。ただ、あと1年だから、何かこう切れ目があるかって、そういうものではないと思いますね。ですから、確かに、残りあと1年ということでありますが、もうとにかくやれることを全力でやっていくということに尽きると思います。  その具体的な中身は、今日も延々と申し上げておりますが、まずはやはり何といっても、このコロナ対策に全力を挙げるということであります。コロナが広がり出してこれでまるっと2年ですね。ちょうど2年前の今頃、横浜のクルーズ船のね、患者さん128人をですね、岡崎の藤田(医科大学)の医療センターに受け入れるという話があり、決断してからちょうどまるっと2年。最初に受け入れたのは、2月の確か18(日曜日)か19の未明だったと思いますけれども、お話があったのも、これよりちょっと前ぐらいだったね、そういう時期でありました。ちょうどこの2月の14日か15日に、愛知県で初めて、名古屋市内の方でありましたが、陽性者が出たということですから、ちょうどまるっと2年。  ですから、とにかく次の1年もですね、この新型コロナウイルス感染症対策をですね、引き続きもう徹底的にやっていくと。感染防止対策を徹底し、ワクチンを行き渡らせて、そして抑え込んで、そして日常を取り戻す。そして社会経済活動をしっかり回していくということに尽きると思います。それが一つ。  それと、やはり段々段々、このコロナウイルスもですね、特にオミクロン株、今回の第6波も大変厳しい状況ではありますが、軽症・無症状の方がほとんどという状況になってきたということでありますので、あとは定期的にこまめにワクチンを打っていけば、段々段々、季節性のインフルエンザに近づいていくということではないかと思いますので、そうなるとやはり、ポストコロナ、アフターコロナのですね、対策をしっかりやっていかなきゃいかんということだと思います。なので、先週、予算で発表させていただいた施策をですね、しっかりやっていく。  あの施策13本柱の前の最初の二つに、一つは新型コロナウイルス対策を徹底していくということが大きくどんとあり、それから二つ目が、ポストコロナ、アフターコロナに対する体制をしっかりやって、引き続き日本を引っ張っていく成長エンジンとしてですね、やっていく。正に愛知が日本を引っ張っていく、そういう次なる新年度、1年にしていきたい。だからそれは「躍進千里(やくしんせんり)」なのだと、寅(とら)年で「躍進千里」だということを申し上げました。  時あたかもというか、ちょうど今年はね、ジブリパークがオープンをいたします。ジブリパークに続いて、今日発表させていただいたスタートアップの大拠点ね、「STATION Ai」につなげていくプロジェクトもどんどん進めてまいります。  コロナが収まればですね、さっき申し上げたように、パリの「STATION F」がですね、待っていますのでね。早よ来てくれと、早よやるぞと(言われている)。もうやっていますけどね。やっていますけど、どんどんやっていくと。さらに、イスラエルのそういったスタートアップの最大の機関からもですね、もう早よ来てくれと、一緒にやるぞと、早よやりたいと、私らもそっち(愛知)に行きたいという話も言われておりますし、先週ですね、テキサス州政府の日本事務所からもちょっとオファーがありましてね。というのは、アメリカの常識だと、何で規制がいるんだと。俺たちはもうマスクもしてないぞと、ワクチンも2回目も6割打ったぞと、もういいじゃないかという言い方なんですよね。  この春に、私は2018年に、ダラス・フォートワース、北テキサスの(サン&スター・レガシー・)アワードというのを頂きましたけどね、日本の政治家だと中曽根(康弘)(なかそねやすひろ)大勲位以来だそうですけども、頂きましたが、そのアワードの表彰式もあるから、そのときに来てくれということを言われたけど、ちょっと待って、そんな簡単にいくかということを申し上げましたが、もうコロナ対策に全力を挙げながら、やはりポストコロナ、アフターコロナのですね、戦略を立てて、具体的にですね、愛知を引っ張っていく、日本を引っ張っていく、そして日本を変えていくプロジェクトをね、ジブリパーク、それからSTATION Ai、そしてAichi Smart Arena(アイチ スマート アリーナ)も含めてですね、どんどん進めていきたい。それを正にですね、更に推進をし、そしてそれを具体化する、具体的に県民の皆様にね、見ていただける、そういう1年にしていきたいというふうに思っています。 【質問】 そうなると、4期目について、少し気が早いかもしれませんが、現時点で続投の考えなどいかがでしょうか。 【知事】 まずは、今申し上げたことを全力でやっていくということに尽きるというふうに思っております。 Tweet 年別一覧 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